リンパ整体院かえる

私たちの整体院に来る人の多くは、この長時間パソコンで作業することによる肩こり、首こりなどのお悩みでいらっしゃいます。

一日５～６時間、パソコンの前で仕事しているという人もざらですが、家でもネットサーフィンなどをしている方は、もしかしたらもっと長い時間、パソコンの前に座っていたりするのではないでしょうか？

そんな皆さんに、アドバイスをしたいと思います。

長時間パソコンをするという人たちの姿勢は、ほとんどの人が、肩が前に行ってしまっています。
日本人は、ただでさえそういう姿勢の方が多いですが、パソコンをする方は、１００％そうです。

猫背の人も、必ず肩は前に行きますが、パソコンを打っていると決して猫背でなくても、前に行ってしまっています。

そうすると、まず大胸筋や横隔膜が圧迫されてしまうので、呼吸が浅くなり、その結果、血液の中の酸素が少なくなるので、脳が働かなくなり仕事の効率が悪くなったり、筋肉が固くなるので、疲れやすくなります。

また、猫背でもそうですが、肩が前に行くと肩甲骨と肋骨の隙間が無くなり、段々と張り付いたような状態になってしまいます。
それによって、脇の下（腋下）のリンパ節が詰まってくるので、肩や首が凝ったり、腕周りがだるくなってきて、パソコンをするのが辛くなってきます。
放っておくと、四十肩、五十肩の原因にもなり、なかなか治りにくくもなってしまいます。

肩が前に行くだけでもこれだけいろいろと症状が起きるので、さらに猫背であったり、首が前に落ちるような姿勢の方はなおさらです。

まだ、職場では人目にさらされて仕事をしていると多少、気持ちもビシッとしているので、姿勢もそれほど悪くないかも知れませんが、自宅でパソコンをしていると、ついついとんでもない姿勢でパソコンに向かったりしている方もいるのではないでしょうか？

作業をしている時は、それが楽な姿勢だと思っていても、それを長く続けることは、体を大きく歪めてしまうことに繋がります。
そのようなことのないように姿勢には気をつけてやりましょう。

軽く顎を引いて、肩を後ろに引くように（左右の肩甲骨を寄せるように）意識し、おへその下に力を入れ、ゆったりとした気持ちで、深く呼吸するように心がけてパソコンに向かいましょう。

つい、打つことに熱中してしまいますが、時々思い出したら、リセットして姿勢に気をつけましょう。

それを繰り返しているうちに段々とそれが身についてきます。

それでも、１時間に１回くらいは、少し目を閉じて、また体を動かし、深呼吸もしましょう。

それによってまた頭も体もスッキリして、効率よく仕事できますよ。ぜひお試しください。